AKIのお菓子ブログ

お菓子等の感想、原材料名、栄養価をまったり上げていきます。

各種栄養素の摂取過剰・不足

私は栄養補助食品が好きなのですが、

(色々な味があってお菓子のように美味しく食べることができる、

また普通のお菓子を食べるよりは少しは体に良いと思われるので)

ただ各種栄養素の摂取過多になっていないかどうか、

神経質にならない程度には気を付けて食べています。

 

以下に栄養素の摂取過剰・不足により起きる症状をまとめてみました。

 

ビタミン・ミネラルについては過剰症のみ記載しました。

(今後欠乏症についても追記するかもしれません)

※「オールガイド食品成分表」実教出版株式会社 等より抜粋

 

炭水化物(糖質)

過剰・・・肥満、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝、虫歯

不足・・・疲れやすくなる、集中力がなくなる、皮膚が衰える

炭水化物(食物繊維) 

一日の目安(成人) 男・・・20g  女・・・18g

過剰・・・下痢

     鉄・カルシウム・亜鉛の吸収が妨げられる

不足・・・便秘、痔、腸内環境の悪化(発がん性リスクが高まる)

脂質

一日の目安(成人)・・・約50g

過剰・・・高脂血症、肥満、動脈硬化、心臓疾患、老化、免疫力の低下

不足・・・摂取エネルギー不足、発育不良、脂溶性ビタミン欠乏

     血管の脆弱性、免疫力低下

 

 

たんぱく質

一日の目安(成人) 男・・・約50g  女・・・約40g

過剰・・・肥満、脂肪の摂取量増加、カルシウムの尿排泄量をまねく

     腎臓への負担の増加

不足・・・スタミナ不足、ウイルスなどへの抵抗力低下、発育不良、貧血

     血管壁が弱くなる、記憶力・思考力低下、うつ病や神経症になりやすくなる

 

ビタミンの過剰

個人的にはビタミンAが要注意な気がします。

緑黄色野菜、野菜ジュース、青汁などで比較的簡単に摂れてしまうし、ビタミンAは脂質性なため、水に溶けにくく体内に蓄積しやすいためです。

通常の食事だけでは過剰摂取になることは稀ですが、栄養補助食品やサプリメントを摂取している場合は気を付けた方が良いでしょう。

 

 

脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の過剰摂取

・ビタミンA

頭痛が特徴。

急性の過剰症・・・脳脊髄液圧の上昇

慢性的過剰症・・・頭蓋内圧亢進症、食欲不振、吐き気、毛髪が抜ける、皮膚の剥落、口唇炎、筋肉痛

 

・ビタミンD

高カルシウム血症。

腎機能障害、食欲不振、嘔吐、神経の興奮、のどの渇き、目の痛み等。

 

・ビタミンE、K

特になし。

 

水溶性ビタミン(ビタミンB群、c)の過剰摂取

・ビタミンB6

不眠、手のしびれ、知覚神経障害、腎臓結石

 

・ナイアシン(ナイアシンはビタミンB群の1種)

皮膚が赤くなる(血管拡張)、胃腸障害(下痢や嘔吐)、肝臓障害

 

 

ミネラルの過剰

カルシウム・・・泌尿器結石、他のミネラルの吸収を阻害する

リン・・・カルシウムの吸収を妨げる

ナトリウム(食塩)・・・高血圧、むくみ

鉄・・・鉄沈着症(肝臓などの臓器に鉄が沈着する)

ヨウ素・・・甲状腺腫

セレン・・・脱毛・爪の変形、嘔吐、下痢、しびれ、頭痛

モリブテン・・・尿中に銅の排泄量が増える

クロム・・・呼吸器障害